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フランス生活を満喫していたある日のバチュー。
バイトの給料も入ったことだし、美容院にでも行こうかな~と友達に相談したところ、彼女は安くていいとこ知ってるよ!と言うので、一緒に行くことに。
そうとう長い間、美容院に行くことが出来なかったバチューはルンルンだった
待ち合わせをして、いざ美容院へ・・・
フランスでは始めての美容院にドキドキのバチュー。
今回はカラーとカットをお願いすることに・・・
最近毛染めをしたか?と聞かれ、半年前に明るかった髪に暗いめの色を入れたと言った。
そして、自然な茶色を選んだバチューの横で、スタッフ二人が何やら、あれこれ相談している。
スタッフA:「いや!出来ないわ!ちゃんと色でないわよ!絶対!」
スタッフB:「大丈夫よ!出来るわ!私はやってみるわよ!」
スタッフA(少し呆れた様子で):「OKじゃー好きなように・・・」
バチュー:(おいおい大丈夫か本間に・・・ちょっと怖いんですけど・・・)
私やってみる!といったスタッフBが私を担当することになりました。スタッフBはもちろんアジア人の髪の毛を担当するのは初めてそうで、なんか物珍しそうにバチューの頭を見ながらいじっていく。
まず始めはカラーから。
スタッフB:「あなた、髪の毛多いから毛染めクスリ2倍使うので料金も2倍だけどいい?」
バチュー:(料金2倍って言ってももともと安いしいいか。) 「いいですよ!」
勢いよく頭の根元の毛から、毛染めクスリを豪快にぬっていくスタッフB。
根元から???大丈夫か?
クスリをぬりおえ、15分ほど待っててねとスタッフBは去って行った。
バチューは髪型どうしようかな?と本を見ながら考えていた。ふと鏡で自分の頭を見てみる。
バチュー: 「・・・・・・・・・・・」
(あれ?頭のてっぺんが金金なんですけど・・・)
思わず自分に問いつめてみる。
(いや!きっと今頭のてっぺんから染まり初めて序所に全体的に綺麗に染まるはず・・・ここはファッションの国フランスだぞ!)
ブー!!っと15分経過のブザーが鳴りスタッフBがやって来た。
スタッフB: ギョッ!! 「・・・・・・・・・・」 「かっ、髪の毛洗うからこっちのシャンプー台まで来て。」
バチュー:「はっ、はい・・・」
シャンプーを終え髪の毛を切る台に再び戻って自分の髪の毛を鏡でチェック!!
バチュ:(オーマイガー!!!!!頭の上は金金で下は黒いですやん!)
スタッフB(何もなかったかのように):「じゃー髪の毛切りましょう!どうしたいの?」
バチュー:(まあまあ金金なのは後で髪の毛乾かしたらいい感じになるかも・・・)「えーっとこの本の人みたいにお願いします。」
バチューが選んだのは、セミロングのフェイスラインにシャギーの入った定番の髪型。
スタッフB:「OK。じゃー切って行くわよ。」
ジョキ!ジョキ!ザクッ!!・・・・・・・・・・??????
ザクッ??????
今変な音しましたけど大丈夫かい?
って!はさみ真横にして髪の毛切ってますやん!あなた!
そんなんしたら、おかっぱになってしまいますから~
私、シャギーのかっこええ、髪型選んでましたやん。
ザク!ザク!ザク!とスタッフBは右と左の長さが一緒かどうかも気にせず切っていく。
そして・・・
スタッフB:「じゃーきり終わったから乾かしていくわね」
ドライヤーを手にとりザーザーザーと乾かしていく。
スタッフB:「いやー、髪の毛ちゃんと染まらなかったわね、普通はちゃんと染まるのよ。あなたの髪の毛が悪いのよ。」
バチュー:(なっ!なんですと~!!私の髪の毛が原因かい!)
スタッフB:「あなた前に毛染めしたでしょ?それが残ってたのよ!」
って、始めに、私言いましたやん!ここ最近毛染めしたか?と聞かれ、ちょっと前に明るかった色を、落ち着かせる為に、暗めの色入れましたって!!
あまりにも、苦しい言い訳をされ、思わず、
バチュー:「日本では染まりにくい部分から塗っていくものなのよ。頭の付け根は一番染まりやすいから最後なのよ!」
っと言っておきました。
完成した髪形はと言えば・・・
お~!これは憧れていたムッシュかまやつの髪型や~!
って、そんなことあるかいな!!
一人でボケて突っ込むバチュー。
なんやこれ、最悪。まだムッシュかまやつのほうがええで。バチューの髪型は、ムッシュかまやつと、お姫様カットを足して2で割ったような髪型になっていた。想像図クリックしてね
一番シャギーをして欲しかったフェイスラインは、お姫様カットのように、パッツンと切ってあって、後ろはムッシュかまやつのようにシャギーが入って、襟足は長い。なんだこれ?
まあ、もう髪の毛返してくれます?といったところで返ってくるわけでもないし、まっいいか!
立ち直りの早いバチュー。
会計時にスタッフAとふと目があった。
スタッフAがやっぱりな~。と言う顔でバチューを見て苦笑していた・・・・
後で気がついたことだが、ここリヨンに住んでる日本人に「この町リヨンで美容院に行ったことがあるか?」
と聞いたところ皆が声を揃えて言った。
「一度行ったけど失敗されて二度と行きたくない。自分で切ったほうがましよ~私は9年間自分で切ってるわよ~。」
皆自分で切っているそうです。
自分以下の美容師の技術っていったい・・・・
私の家で一番のお気に入りの暖炉ですと言ってもこれは使えませんけど・・・
昔々はもちろん使っていたらしいけど、今はただの飾りです。このアパートも相当古くてものすごく味があります。
でも前の住人がペンキを塗り替えてリフォームしてくれていたおかげでパッと見はとっても綺麗!!
実際によーく見ると、ドアを閉めてもかみ合ってなかったり、窓ガラスに白いペンキ飛び散ったあとがありまくりとか・・・・でもこれがフランス人の適当さなんでしょうか!?私はこの適当さが好きです!!(笑)なぜか落ち着きます。
実は私自身、長屋とか文化住宅暮らしに憧れている1人です(笑)皆綺麗で素敵な3階建てとかに普通は憧れるんでしょうけど、私は木造で縁側とかありそうな、古ーい家に憧れてます。
皆さんだんだん寒くなってきましたがお元気ですか?
サボり癖がひどくなってきたバチューです。
皆さんいつも心温まるコメントありがとうございます。ちゃんと読んではいるんですけどお返事を書く時間がなくて・・・(言い訳)
さて、気を取り直して、
今日は子供について書きたいと思います。
私の仕事はベビーシッターです。日本ではベビーシッターってあんまし聞かないですよね。でもここフランスでは一家に1人というぐらいベビーシッターは普通に雇われています。
私は2人の子供を見ています。女の子と男の子です。女の子(キャシー 仮名)は5歳でとってもお茶目です。彼女はとても頭が良く本を読むのが大好き。私が5歳の時は”あいうえお”さえ読めなかったというのに・・・
ある日、キャシーとたわいもない話をしていたら、
キャシー : 「バチュー?あのね、なんでバチューはロマンと一緒のお家に居るの?なんで一緒に住んでるの?」
ギク!!
バチュー : 「・・・・・」
キャシー : 「選んでるの?1とか2とか3とか。」 (たくさんの男の人の中か ら選んでるの?という意味らしい)
THE 図 星 !!オーマイゴット!!
バチュー : 「えーっとね・・・ キャシーちゃん。そうだよ、選んでるんだよ。バチューはね、ロマンが大好きだから一緒にいるの。キャシーちゃんもママはパパのこと大好きだから一緒にいるんだよ!」
キャシー : 「ふ~ん・・・」
バチュー : 「キャシーちゃんは大きくなったら誰のお嫁さんになりたいの?」
キャシー : 「パパとダニエル(弟)!!」
バチュー : 「・・・・そうだね!うん!!そうだね!!」
それにしても子供ってすごい質問しますねー。思わず吹きだしそうになりまし
た・・・
いつか実の子供から同じような質問されんのかな・・・
つづく